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 ■ 武士道セブンティーン ■ <単行本> 2010年4月29日(木)
誉田 哲也さんの「武士道シリーズ」に、すっかりはまってしまいました。
シックスティーンは高校1年生、セブンティーンは高校2年生のお話です。
このシリーズは、順番通り、
シックスティーンから読んでいった方がいいですねー。

シックスティーンの最後、早苗は福岡に引っ越し、転校します。
その、福岡での剣道と、今まで香織とやってきた剣道との違いに悩む早苗。
そこから『武士道』というものを、もう一度考え直すお話です。

この本の中にある言葉。

季節は、いつが好き?そう訊かれたら、こう答えようと思っている。
今頃。今くらいの季節が一番好き。
せっかく四季のある国に生まれたんだから、
それぞれの季節を目いっぱい楽しもうよ。
「好き」をいっぱい数える方が、私は幸せだと思う。

この行が好きです。
あたしも、これからはそんな質問を受けたら、そう答えようかと思いました。



 kiraraの満足度 ★★★★★


 ■ 武士道シックスティーン ■ <文庫本> 2010年4月24日(土)
続編の「セブンティーン」「エイティーン」も、読みたーい!
と思える、誉田 哲也さんの「武士道シリーズ三部作」の第1弾です。
4月24日から映画も公開されているらしく、そっちも愉しめそうです。

誉田さんの小説は、「ストロベリーナイト」を読んだことがあります。
それは、警察小説で、いかにも男性作家さんの書いた小説という感じがしたんですけど、この「武士道シックスティーン」は、女子高校生の青春物語で、まるで女性作家さんが書いたのかと思えるほど、女の子の気持ちがステキに描かれていました。
それは、森 絵都さんが、男子高校生が主人公の飛び込み競技を描いた
「DIVE!」を読んだ時のような感覚と同じでした。

「武士道シックスティーン」は、勝負にこだわる香織と、日舞からの転身組である早苗のふたりの女子高校生のお話です。
全く違うタイプのふたりが、「あたし」と「私」の独白形式でお話は進んでいきます。
あたし・kiraraは、ネット上では自分のことを「あたし」と書きます。
その意味では、香織に親近感を覚えました。
でも、性格的には、あたしは早苗に近いと思い・・・
結局、ふたりとも好きになっちゃいました。

一本取られちゃいましたよ。


 kiraraの満足度 ★★★★★


 ■ 自分に気づく心理学 ■ <単行本> 2010年4月18日(日)
「わたしのことが書いてある」
そう思う箇所がたくさんありました。
納得のいくお話が多くて、気持ちがすーっと軽くなる本でした。


 kiraraの満足度 ★★★★★


 ■ サイン会はいかが ■ <文庫本> 2010年4月11日(日)
大崎 梢さんの書店ミステリーシリーズの第3弾です。

書店ならではの事件、その解決、読んでいてホッとするお話です。
短編が5つ、収められています。
「ヤギさんの忘れもの」・・・このお話が好きです。
ほのぼのとしていて。
パート書店員さんとお客さんとのつながり。いい関係だなぁと。
そして、絵本までもが書店ミステリーのアイテムになるとは。

実在の雑誌や作家さんの名前が出てくるところが現実的で、
書店・成風堂も、実在するのではないかと思えます。
そして、杏子も多絵にも親近感を感じます。
会ってみたいなーと思える書店員さんです。


 kiraraの満足度 ★★★★☆



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