本が好き、絵本が好き、雑誌が好き。わたしの読書日記です。
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伊坂幸太郎さんの本を読む
伊坂ワールドの住人

5月01日 流星の絆
5月05日 図書館戦争(図書館戦争シリーズ1)
2011年5月 5月14日 図書館内乱(図書館戦争シリーズ2)
5月18日 ボーイズ・ビー

  ◆ 2011年5月18日(水) ◆        【ボーイズ・ビー】   桂 望実   幻冬舎文庫

ボーイズ・ビー
ボーイズ・ビー

いいお話だったわー。気持ちが和むお話で、読後感がすごく爽やか。

本の帯には、「年齢差58歳の、不器用な友情」とあった。
58歳もの歳の差に友情・・・?どんな関係なのやら。興味がわいた。

70歳の靴職人の栄造は、人付き合いが嫌いな偏屈な老人。
そして、12歳の隼人は、母親を亡くしたばかりの少年。
このふたりのお話である。

隼人には、6歳になる弟がいる。その弟は、母の死が理解できていない。
その弟の面倒をみる隼人が健気だ。
ほんとは、自分も泣きたいくらいなのに、消防士である父親に心配をかけたくないと
一生懸命、弟を思いやり、すべてをひとりで抱え込もうとしてしまう。

そんな隼人と、栄造が関わることになる。
人嫌い、子ども嫌いの栄造のはずなのに、なぜか、隼人が気になって仕方がないのだ。
そして、隼人の相談に乗っているうちに、靴職人としての自信を失くしかけてかけていた栄造にも
復活の兆しが見えてくる。

ほんと、帯に書いてあったように、58歳の年齢差のあるふたりに友情が芽生えている。
そして、そんなふたりのおかげで、周囲の人間たちも、みんなみんな幸せに向かう感じがすごくいい。


    kiraraの満足度 ★★★★★

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  ◆ 2011年5月14日(土) ◆        【図書館内乱(図書館戦争シリーズ2)】   有川 浩   角川文庫

図書館内乱
図書館内乱

「図書館戦争シリーズ」の第2巻。
シリーズ第1巻の「図書館戦争」に比べると、戦いのシーンは減っている。
その分、脇役たちのキャラクターがより掘り下げられていて、
ますます、すべての登場人物たちに面白みが増えてきた。

手塚の兄・慧とか、小牧の幼馴染の毬江とか、新しい人物の登場で、
さらに、今までの登場人物たちの人間味が出てきた感じがする。

突発性難聴を発症した毬江ちゃんが登場する。
そして、彼女が「レインツリーの国」という本を読む。
この本は、有川 浩さんの小説で、聴覚障がい者のお話だ。
あたしは、2009年8月に読んだことがある。

自分の作品を、自分の小説の中に登場させるのか、うふふふ。やるやん、有川さん!
と、思っていたら、なんと、「図書館内乱」が単行本で出た時には、
この「レインツリーの国」は、架空の本だったらしい。
それが、こうして文庫本になった時点では、「レインツリーの国」は、存在する本になっている。
たまたま、わたしは先に「レインツリーの国」を読んじゃったみたい。

また、文庫本には、単行本にはない、短編「ロマンシング・エイジ」が収録されている。
文庫本にお得感があるって、うれしいなー。


    kiraraの満足度 ★★★★☆

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  ◆ 2011年5月05日(木) ◆        【図書館戦争(図書館戦争シリーズ1)】   有川 浩   角川文庫

図書館戦争(1)
図書館戦争

世の中には「食わず嫌い」という言葉があるように、「読まず嫌い」っていうのもあると思う。
あたしにとって、実はこの本も、そのひとつだった。
有川 浩さんは好きなので、興味はあるけど、どうも表紙が好きになれなくて。
あたしは、基本的に、ジャケ買い派なので、表紙の好き嫌いは、
その本を読む、読まないを大きく左右するものなのだ。

ちょっと、マンガチックで、派手派手してて・・・どうも手にとる気になれなかった。
装丁を担当した方、ごめんなさい。

でも、文庫化されたのをきっかけに、本の趣味が似ている娘におもしろいかどうか訊いてみた。
すると、なかなかおもしろいらしく、読むことを勧められた。はい、それじゃー。

あらあら、ほんと。有川さんらしく。元気なオンナの子が出てくるじゃない。
きっと、この恋の展開は・・・・と先が読めてしまうんだけど、
それでも、その期待を裏切られることがないことに、大満足。

「戦争」なんて、ものすごく恐そうなタイトルがついてるけど、要するに本好きな女の子の話だ。
本を守るために戦う勇ましい女の子。それは、有川さんの自衛隊ものに出てくる女性に似てるなー。
そこにラブコメの要素を取り入れて、現代の言葉でしゃべる会話がいっぱいで。
楽しいお話だったわー。

4月に、このシリーズの1巻と2巻が同時に文庫化され、
今後、毎月1巻づつのペースで文庫化されていくらしい。(全6巻)
あたしも、そのペースに合わせて読んでいこうっと。

    kiraraの満足度 ★★★★☆

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  ◆ 2011年5月01日(日) ◆        【流星の絆】   東野 圭吾   講談社文庫

流星の絆

流星の絆

再読でもあるし、ドラマも観た後なので、当然、ストーリーは知ってるし、
犯人もラストもわかってて読んだ。
だから、犯人の意外性とか、まさかの展開とか、そういうのはなかったんだけど、
それだからこそ、じっくりと読めて、伏線にも気がつくことができた。満足。うふふ。

幼いころに、両親が惨殺される三兄妹。その後、施設で育ち、成人した三兄妹は、詐欺を働くようになる。
その過程で、両親を殺した犯人と思われる男と出合う。そして、詐欺から復讐劇へと目的が変わる。
そして、真犯人を探し出すというお話。

ドラマを観たからねー。
本を読んでいても、ドラマのシーンがちらつく。
二宮和也くんや錦戸くん、戸田絵梨香ちゃん、要潤くんや三浦友和さんがーーー!
最初に本を読んで、初めてドラマを観たときは、
登場人物と俳優さんとのイメージがマッチしないような気がしたけど、
ドラマを最後まで楽しめたおかげで、再読の今回は、
そのドラマの俳優さんたちのイメージで読み進んでいった。そして、それを楽しめた。

東野さんの作品は、映像化に向いていると思った。


    kiraraの満足度 ★★★★☆

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