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■ 生協の白石さんとエコごはん ■ <単行本> 2010年6月27日(日) |
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生協の白石さん・・・前から気になっていた方です。
大学生協でのひとことカードの回答が話題になったんですよね。
この本は、その白石さんが、東京農工大学広報大使となり、
エコに関する質問に答えているという内容です。
やっぱり、ステキな回答ですねー。
ユーモアがあり、それでいて真面目で、納得納得!とうなづく言葉ばかり。
Q.賞味期限切れの牛乳を飲むとどうなりますか。
A.「見る苦」になります。
こういう方がまわりにいると、
怒りを爆発させる人がいなくなるんじゃないかと思います。
ほのぼの感がいいです、この本!
kiraraの満足度 ★★★★☆ |
■ 蒼林堂古書店へようこそ ■ <文庫本> 2010年6月26日(土) |
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乾 くるみさんのミステリーです。
林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリ専門の古本書店です。
店長の同級生・大村龍雄、高校生の柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶが
日曜になると、この書店にやってきて、
珈琲を飲みながら、日常に起きるミステリの謎解きをする、というお話です。
ミステリー本というよりは、ミステリー本の紹介といった内容に近いです。
中でも、あたしも「懐かしい!」と思ったのは、あたしが高校生のころに
好きだった小峰 元さんの「アルキメデス」「ピタゴラス」「ディオゲネス」
などがタイトルになった小説が出てきた章です。
もう一度、小峰 元さんの小説を読み返してみたくなりました。
乾くるみさんの「イニシエーションラブ」では、最後の大ドンデン返しが
印象的なので、このお話もそれを期待してたんですけど、
ちょっと物足りなかったかな・・・という感じです。
kiraraの満足度 ★★★☆☆ |
■ 男は女で修行する。 ■ <文庫本> 2010年6月20日(日) |
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中谷 彰宏さんのノウハウ本です。
タイトルからすると、男性向けをイメージしますけど、
むしろ、女性の方が楽しめる内容ではないでしょうか。
最初に著者の中谷さんも書かれています。
【この本は3人の人のために書きました】
1.女のわがままに苦労している男
2.モテるようになりたい男
3.いい男とつきあいたい、いい女
やっぱり、女性に対してのメッセージもあるようです。
あたしが読んでいても、ニヤリと笑える部分が多くありました。
(いるいる、こんなタイプ!)
(これは、女性にもいるわー!)
(あら、あたしのこと?)
(こんな男性はゴメンだわ)
などなど、それぞれの章に感想がついてまわりました。
最後までひと通り読んだ後、もう一度、じっくり読みなおしました。
うんうん、なるほど。メモっておきたいことがいっぱいです。
kiraraの満足度 ★★★★☆ |
■ 半井小絵の季節の小箱 ■ <単行本> 2010年6月13日(日) |
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気象予報士の半井 小絵さんのフォトエッセイです。
季節のことばをわかりやすく書いてくれています。
「へーっ、そうだったんだ」と思うことも多くて愉しめました。
季節の言葉は、よく耳にするけど、その由来や意味を知らずいたのが
この本で、やさしく教えてもらえました。
「春の小窓」のページに半井さんがこう書いています。
毎年桜がきれいだと思えるかどうかで
幸せの度合いを判断しています。
心にゆとりがないと、
せっかくの桜色もかすんでしまいます。
うん、うん。納得です。
季節を愉しめる気持ちがないと、すべてがかすむと思います。
kiraraの満足度 ★★★★☆ |
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